2019年11月横市医学部の学園祭で開催された「医学を志す」にご参加いただいた中高生・保護者様の声をご紹介します!現役医師・医大生との交流は大きなモチベーションとなったようです。
目次
医学を志すに参加して「視野が広がった」との声が多数!参加した中高生の感想
2019年11月横浜市立大学医学部の学園祭で開催された「医学を志す」 〜横市医学部 Special Edition〜では、総勢100名を超える中高生の皆様にご参加いただきました。
今回の「医学を志す」は、
- 株式会社メディカルノート・代表取締役 井上祥先生のご講演「デジタル時代の医療情報発信」
- 医大生を交えたグループワーク「あなたは医師として患者さんにどのように伝えるか。また、今後患者さんが正しい情報を選択していくために、どのようなアドバイスをするか。 」
でした。
「医学を志す」〜横市医学部 Special Edition〜の開催レポートはこちら
「医師という概念が一変した」井上先生のご講演での感想
「医学を志す」の前半は、井上先生から「デジタル時代の医療情報発信」をテーマにご講演をいただきました。
参加した中高生の皆さんの感想では、井上先生のご講演から様々なことを吸収している様子が印象的でした。
参加した中高生の感想
・医師の仕事にも様々な種類があり、たくさんの選択肢が広がっていることを知りました。井上先生のご講演はユーモアがあって、とても面白かったです。先生が前向きに楽しそうにお仕事されていそうで、私もこんな風に楽しく働く人になりたいと思いました。(中3・女子)
・井上先生の講演によって、医師にも多様性があることを知ることができ、自分の医師という概念が一変しました。(中3・男子)
・医学部に進んだとしても多様な現場で活躍できることを知って驚いたのと同時に未来は広いなと思いました。(高2・女子)
・井上先生のご講演の中でインターネットについてのお話が印象的でした。インターネットは今後ますます欠かせないものになっていくので非常に重要なテーマだと感じました。(高2・男子)
・井上先生のご講演では、これからの医療のあり方や医師として直面しうる状況について考えることができました。医師一人ひとりによって考え方が様々であり、正しさの基準に差があることには非常に人間味を感じました。(高2・男子)
中高生は医師の活躍の多様性や身近なインターネット・SNSの重要性を実感
井上先生のご講演を通して、中高生の皆さんは、臨床分野以外の医師のあり方や医師としての情報発信・患者との信頼形成の重要性を実感することができたようです。
確かに「医師」と聞くと、病院やクリニックで勤務している姿をイメージする人がほとんどでしょう。
今回、イメージするような医師の姿を超えてご活躍されている井上先生の姿を目にした中高生の皆さんは、多くの学びになったことだと思います。
また、実際に医師として活躍されている方のお話を聞くことは、モチベーションアップに大きな影響を与えたようでした。
医大生と自分との差を感じた!グループワークの感想
「医学を志す」の後半では、中高生の皆さんと現役医大生を交えたグループワークを行いました。
井上先生のご講演を受け、今回のグループワークでは「医師の情報発信」について、具体的な症例を用いて中高生の皆さんに話し合ってもらいました。
実際のグループワークの様子はこちら
参加した中高生の感想
・グループワークのテーマは少し難しかったけれど、他の人と意見を交えることができて視野が広がりました。(中3・女子)
・現役の医大生の方が優しくて、緊張している私の意見を全て汲み取りまとめてくださりすごいなと思いました。講義テーマが独特でしたが、時代の流れとともに生まれた議題だと感じ、グループワークを通して考えを深めることができ、有意義なものでした。(高2・女子)
・医師の情報発信という側面はあまり意識したことがなかったので、新しい発見があり、それをテーマにグループワークを行うことができたので、今後に向けて非常に有意義な時間になりました。(高1・女子)
・グループワークのテーマに対して複数人の意見を聞けて、自分にはなかった視点でテーマについてを考えることができました。(高2・男子)
・グループワークでの医大生との交流では、自分と医大生の方との視点の違いがあり、興味深かったです。(中2・男子)
公演で吸収した知識をアウトプットすることでさらに知識が深まる
何事も、インプットだけでは知識を身に着けることはできず、アウトプットが非常に重要になります。
その点で、井上先生からのご講演で得た知識や感じたものをグループワークでアウトプットし、また医大生や他の生徒さんからの意見でより自分の意見を深めることができたようでした。
また中高生の皆さんにとっては、日常生活の中で医師としての立場から深く考える機会は少ないこともあり、難しいテーマに頭を悩ませながらグループワークを進めているようでした。
自分の意見に対して医大生からフィードバックを受けたり、また他の学生さんの意見に耳を傾けることで、視野を広げることができた、と感想で書いている生徒さんたちが多かったことが非常に印象的でした。
今回グループワークに参加してくれた中高生の皆さんのうち90%以上の方が非常に有意義だったと感じてくれたようで、スタッフとしても非常に嬉しい限りでした。
ぜひ次回の「医学を志す」にもご参加いただければと思います!
保護者の方からの感想の声
また今回、多くの保護者様にもご来場いただきました。
ご参加いただいた保護者様からは、
・まだまだ医師についての情報を探しているところです。今回のご講演を通して医師の多様性が広いことがわかり、子どもにとっては医師に対する幅が広がったのではないかと思います。(中3・保護者)
・グループワークなど、双方向コニュニケーションが非常に有意義でした。(中2・保護者)
・ご講演いただいた内容は中学生には難しい面があったかもしれませんが、医師・現役医大生・志を同じくする学生と過ごせ、大きな刺激を得たものと思います。参加してよかったです。(中2・保護者)
など、非常に嬉しい声をたくさんいただきました。
まとめ:自分の将来をより具体的に知り考えることで志を磨こう
今回の「医学を志す」〜横市医学部 Special Edition〜を終えて、
・医師として活躍されている方のお話を聞けるだけでなく、医学生の方にアドバイスをいただきながらグループワークができ、とてもよかったです。(高2・Uさん・女子)
・実際の大学生活や卒業後の活動について知れてよかったです。(高2・Nさん・女子)
など、現場で活躍する医師や医大生との時間は、今回参加していただいた中高生の皆さんにとって有意義な時間となったようで、スタッフ一同、とても嬉しく思います。
また、
- 「医学について考えるきっかけになった」
- 「医大生や医学を志す同世代の方々と医学について話す機会が初めてで、今まで以上に医学に興味を持った」
- 「今まで以上に医学部を受験したいと思った」
など、医療業界・医学部受験への意欲を高めてくれた生徒さんも見受けられました。
次回「医学を志す」の開催予定は2020年3月ごろの予定となっております。多くの中高生の皆様のご参加をお待ちしております!