2019年6月「医学を志す」は全国トップクラスの在宅医療に従事されている沖田将人先生から「地域医療における医師の役割や人を看取るやりがい」についてご講演いただきました。
沖田 将人先生による講演
この度、聖光学院での「医学を志す」の活動をご評価いただき、6月15日(土)に桐蔭学園で「医学を志す」を開催することになりました。
今回は桐蔭学園の生徒さんのみに向けた開催だったにも関わらず、桐蔭学園の高校生約100名にご参加いただき、盛況な会となりました。
今回は桐蔭学園卒業生でもある沖田将人先生(医療法人みらい みらい在宅クリニック 理事長)がご講演くださいました。
沖田先生が語る「在宅医療の大切さ」とは
沖田先生はご存知の通り、神奈川どころか全国でもトップクラスの在宅医療のクリニックをなさっている先生です。
グループで年間1,500人以上の訪問診療を行い、500人以上の看取りに立ち会われていらっしゃいます。
今回の「医学を志す」では、このように在宅医療において最前線を走っていらっしゃる沖田先生から、
- 地域医療における医師の役割
- 人を看取るという仕事のやりがいや大切さ
をお伝えいただきました。
沖田先生の挫折の数々から現在に至るまでの過程、そして運命を決めた患者様とのエピソードをはじめとする様々な出会いのお話。
沖田先生の在宅医療の仕事に対する熱い思いに涙する生徒さんも散見されました。
グループワーク「高齢者の方が安心して住める街とは」
今回のグループワークの課題は「高齢者の方が安心して住める街とは」でした。
生徒さんたちには医師としてだけでなく、介護、行政、地域住民様々な視点から検討してもらいました。
桐蔭学園の生徒さんは、普段からこういった課題に取り組んでいらっしゃるとのこと。ある方はリーダーシップを取り、ある方は新たな意見を述べる、…。議論は大いに盛り上がりました。
発表にしても然りです。発表までの準備時間が1時間という短時間で形にすることは困難だったと思いますが、自分たちの議論の結果を分かりやすくプレゼンしてくれました。
嬉しいことに今回は桐蔭学園卒業生に協力を呼びかけたところ、加藤徹朗先生はじめ多くの医師・学生が参集してくださいました。
桐蔭学園卒業生による座談会では、「医学部に入るために役立った桐蔭学園で学んだこと」をテーマに話し合いました。
質問も出て、現役生徒さんには関心深いテーマだったことが伺われました。
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Medical Noteで「医学を志す@桐蔭学園」でのイベントレポートが紹介されました!
Medical Note「医学部を目指す中高生のためのイベント『桐蔭学園 医学を志す』」レポートはコチラへ
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