濱野忠則先生による講演

こんにちは、AVENUE Education スタッフです。

聖光学院にて第5回「医学を志す」を開催し、
今回も約70名の参加をいただき、盛況のうちに終わりました。

第5回のご講演は福井大学濱野先生。
初めにご自身の中高生の時代から、どのように考え医師を志したかお話くださいました。

続いてご専門である「神経内科」についてご説明いただきました。
神経の構造・解剖から、それらの障害がどのような病気につながるか。
医大生でも難しい内容を中高生にも分かりやすくご説明くださいました。
具体例として、パーキンソン病の診断から治療、その回復までの過程をお示しいただきました。
参加した学生さんたちは、運動機能が劇的に改善する様子に目を見張っていました。

また認知症に対して研究、行政の事業と多岐にわたる仕事をご紹介いただきました。
神経難病に多面的に、精力的に対峙する様子は、医師を目指す中高生に「神経内科」という新たな選択肢を与えたのではないでしょうか。

グループワーク「認知症の方が安心して住める街とは」

グループワークでは「認知症の方が安心して住める街とは」という課題に取り組んでいただきました。
家族と離れて二人で暮らす高齢認知症夫婦がいらっしゃると仮定。
安心して暮らせるには、どのような仕組みなどがあれば良いか議論していただきました。
多くみられたものが「人が集まる仕組みを作ること」です。
認知症の人に良い街はみんなにとっても良い街だ、ということは納得させられる視点でした。

今回も中高生の情熱に、明日の診療への意欲をもらった1日となりました。

イベントレポート

更に詳しいイベントレポートは、こちらのサイトからご覧ください!

医学部を目指す中高生のためのイベント 第五回「医学を志す」レポート
(メディカルノート)

https://medicalnote.jp/contents/190527-002-XC