毎回の熱い講演にご好評をいただいている「医学を志す」が、この秋再びオンラインで開催されます。

今回は、厚生労働省の医系技官(現在新潟県福祉保健部長として出向中)の松本晴樹先生に講演していただきます。

講演内容は、「AI時代に生き残れる医師…」について

医療政策をリードする立場の「医系技官」である松本先生が講演してくださる内容は、

「AI時代に生き残れる医師・医学部受験ハーバードと地域経験から」です。

医師と一言で言ってはみても、実は医師免許を取得した後には多様な道があります。

その道の一つが厚生労働省で活躍する「医系技官」です。

「医系技官」は「医療政策」を立案する仕事を担っています。

AIが活躍する時代の医師とは

医学部人気の中、AIの発達などにより、医師の仕事が減るという言説も聞かれます。

ハーバードで医療データなどを学んだ経験、そして、実際に新潟で地域医療システムを構築した経験から、

「今後求められる医師」「これから医師に求められるスキル」「地域での医師の価値の発揮」などお話しくださいます。

これから医学部を目指す生徒さんには必聴の内容となろうかと存じます。

また、横浜市大の医学部生とのグループワーク、医学部での学生生活についての相談会などもあります。

医師、医学部を志望する生徒の皆さんにとっては、貴重な機会になることでしょう。

「医療政策」とは?

松本先生が長年携わってきた「医療政策」とは何でしょう?

あまり馴染みのない言葉でしょうが、

ここ2年間の新型コロナウイルス感染症に対する「医療政策」がみなさんの生活に大きな影響を与えてきたことをお感じのことでしょう。

「医療政策」によって、現場の医師が患者さんに届ける医療は大きく変わっていきます。

つまり、「医系技官」は日本の「医療政策」を策定し、日本の医療をリードするお仕事なのです。

松本先生のお話は、医療と社会の繋がり、これからの時代に求められるの医師の姿を知る貴重な機会となるでしょう。

松本先生のご経歴

以下、松本先生の経歴を簡単に紹介します。

松本 晴樹 先生(新潟県福祉保健部長)

千葉大医卒。研修医は、宮城県石巻市。後期研修は、湘南鎌倉(神奈川)のER救急。当時年間救急8,000台。厚労省で医療政策10年。ハーバード大学院で医療政策を専攻、修士号取得。AI、機械学習、ビックデータなど最新のデータサイエンスと医療についても学んだ経験と、厚労省で長らく地域医療政策に携わった経験を活かし、新潟県赴任後は、医療デジタルや研修医でも海外留学できる制度創設などを行う。

第6回オンライン「医学を志す」 開催情報

○開催情報:2022年10月29日(土曜)14:00~17:10

○開催場所:Zoomによるオンライン開催

○講演:松本晴樹先生(新潟県福祉保健部長)

○対象:グループワーク参加定員50名まで(聴講のみの場合制限なし)

○参加費:無料

※参加には事前予約が必要です。

申込〆切:聴講のみは10月28日金曜の12時まで受け付けています!ぜひご参加ください!

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